金英男氏の再婚に関する私見

2006/06/30 09:12

 


けさの産経新聞は、横田めぐみさんの夫だったとされる金英男(キム・ヨンナム)氏(44)の会見に、家族会は「あれは茶番」と怒りをあらわにしたと伝えている。めぐみさんのご両親は、はらわたの煮えくりかえる思いであったであろう。


 金英男氏の会見をテレビでみて、寺越武志氏(56)を思い出した。石川県沖で行方不明になった寺越氏も、40数年ぶりに日本へ一時帰国したとき、同じようなことを語っていた。


 寺越氏の母親は、息子とふたりきりになったとき、ほんとうのことを話してほしい、といったが、かれはついになにも告白しないで北朝鮮へ戻った。


 金英男、寺越武志両氏とも、その容姿から恵まれた生活をしているのがわかった。 寺越氏は、朝鮮労働党の幹部であり、金正日政権がつづくかぎり、その地位は安泰とみてよい。


 特殊部門に勤務する金氏の待遇も、わるいはずがない。めぐみさんの過去を知る金氏は、とくに重要な存在であり、特別扱いされているはずだ。


 けさの朝日新聞によれば、金氏の現在の妻、パク・チュンファさんは31歳だという。再婚したのは、いつなのか、それはわからないが、13歳も年下の若い娘さんと一緒になったのである。


 再婚相手の父親は、金氏の弁によれば、現在、平壌市人民委員会の副委員長。事業をし、豊かに暮らしているという。 平壌市人民委員会の副委員長は、かなりのポストだ。そういう大幹部の娘と再婚できたのも、金正日の直接の指示があったからではないのか


 信じられないかもしれないが、党テクノクラート、官僚、特殊部門勤務者、金正日ファミリー周辺の奉仕者といった北のエリート層は、結婚相手までドンの許可を必要としていたのだ(いまは、どうか知らないが)。 


しかし、金英男氏は、会見で金正日総書記の名前を一度たりとも口にしなかった。これが、今回の会見の最大のポイントである。 


ドン金正日を前面に出さなかったのは、独裁者のイメージをうすめる効果を狙ったものであろうし、それは韓国への配慮をも意味する。


 金正日の名前をあえて隠したことが、逆に、今回の「広告塔・金英男の会見劇」の真の演出者が、金正日ご当人であることを示唆しているように思える。 


〔フォトタイム〕


 目黒不動その3 


 

慈覚大師は、唐の長安で青竜寺に参拝し、そこで不動明王を拝みました。若いときに、目黒で夢のなかに現れた神人は、この不動明王でした。帰国した慈覚大師は、目黒に堂宇を建立することに決めました。大師は青竜寺に清い滝があったのを思い出し、敷地を定めるときに「独鈷(とっこ)」(煩悩を打ち砕くといわれる)という法具を投げてみました。すると、たちまち泉がわいたといわれています。それが、有名な「独鈷の滝」です。左は、水かけ不動明王。


  

カテゴリ: コラむ    フォルダ: 大島月刊編集長のひとことメモ

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コメント(3)

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2006/06/30 11:37

Commented by mako さん

 金英男の違和感は何なのでしょう。テレビをみて私たちが等しく感じるのは、金英男のいかがわしさと気味の悪さです。映像を見れば、嘘つき性が伝わるのが面白いですね

 
 

2006/06/30 13:34

Commented by  さん

太陽政策をとる、韓国与党と、北朝鮮合作、世紀の茶番劇。
主演:キム・ヨンナム
制作費:韓国政府

 
 

2006/07/01 00:54

Commented by YAMATO さん

北の広告塔に利用されるとは分かっていても金英男の家族なら必ず会いに来ると読んで、万景峰号が日本を出港するのを待ってそのすぐ後にこの茶番劇…。
その後には≪経済制裁の即時実施を≫との世論が高まるだろうが、≪テポドンごっこ≫がここでも威力を発揮して日本政府は経済制裁どころではないだろう…と、将軍様のほくそ笑む顔が見えるようだ。
一方で「はらわたが煮えくり返るようだ」と仰った横田さんの奥さんのお気持ちを察すると…。
「ポスト小泉」にけりがつくまで?それともテポドンごっこが終わるまで待つのでしょうか、日本政府さま。

 
 
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2006/07/01 21:02

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