きのうの日本経済新聞夕刊に、<女性のイメージが強いバレエや茶道教室で数年前から男性が急増し、男性限定の生け花教室も登場>という記事があった。<不況で残業が減り、自由時間がふえてことや、仕事から離れて「癒やし」を求める現代の男性心理も背景にありそうだ>とは、記者の分析である。
けいこごとも、どんどん男女の垣根がとれていくが、これは好ましい風潮だと思う。よく通りかかるボクシングジムでは、時折、若い女の子がサンドバッグを叩いている。なかなか勇ましい。某日夕刻、丸の内界隈を歩いていたら、あるところで、ガラスごしに料理教室がみえた。生徒は若い女性ばかり。ここに男性が参加しても、ぜんぜん、おかしくないのだが…。
20代の前半、しばらく裏千家の茶道教室に入会した。というと、いかにも時代を先取りしたふうにみえるが、タネをあかせば、実際は自分の意志ではなく、年長の義理ある人に頼まれたもの。「友人が茶道教室をひらくので、生徒が集まるまで、すこしばかりけいこに通ってくれないか」という依頼。
生徒もふえ、しばらくして退会したが、そのままつづけておけばよかった、とちょっぴり後悔している。茶道にかぎらず、けいこごとは、持続するのが肝要。10年、20年とつづけば、充実感が格段にちがってくるのだ。
ただ、若いときに、茶道にちょっとばかりふれたおかげで、その後に得たものはすくなくない。それは裏千家若宗匠の千宗之さん(現家元)にインタビューしてみたい、という願望になり、実現したあと、いまもおつき合いいただいているのも、そのひとつ。
とにかく、まず行動を起こすこと。バレエ・茶道・生け花であれ、なんであれ、継続したけいこごとから、かならずなにかが得られるはずだ。
〔フォトタイム〕
上野公園入口付近その4
上野公園入口付近は、早くも花盛りです。












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バレエ・茶道・生け花を習う男…